古絵葉書 三輪車
2020年も今日で終わりです。
振り返ってみますとコロナ一色であったかと思います。来年も大変なんでしょうねえ。
さて、今年秋の四天王寺での古書市で見つけた一葉です。
明治39年の消印(だと思う)が押されたものです。
最初に見た時、どうにもこうにも既視感、デジャヴを感じました。「なんか持ってたような気がする...」 いや、蒐集品が多くなってきますと、それに加えて加齢による記憶の劣化もありまして、持ってたか持ってなかったかが非常に怪しくなってしまうのです。
でもこの時代のこのタイプの絵葉書で「被り」はまずないだろうと思い購入したのですが、帰路に思い出しました。たしか持ってたぞ、この「三輪車」。
で、帰宅後に引っ張り出しました。そうそう、ブログにも載っけたことがあったような気がします。
先の一葉と同じく明治40年までの様式ですが、三輪車の絵葉書です。
構図と衣装は違いますが背景を含め同じ三輪車と同じ少年(たぶん)です。なので同じ出版社から発行されたものと思われ、今回入手したものから「銀座上方屋」発行のものとわかりました。
銀座上方屋は絵葉書発行の黎明期を語る際には欠かせない大手発行元です。実は最近、これらの発行元にも興味が出てきましたので機会があればポツポツ書いていくことができればと思っています。
三輪車の歴史も調べてみましたが、子供用三輪車の歴史などというニッチな記録はおいそれとネットには転がっていません。これは本格的に図書館めぐりが必要になりそうです。
余談ですが、ネットがいくら発達しても、図書館はなくならないと思っています。むしろますます重要になっていくと... 加えて専門知識が重視されるようになると... だってネットに転がっていない知識を提供する場所としての図書館であれば、調べ物についての知識や洞察力などはとても大事です。それを助けてくれる司書さん達の存在はとても大切です。
なので、図書館を軽視する施策には賛同できないのです。
...どことは言わないけれど。
さて、あと30分ほどで今年も終わりです。今年も生き延びることができました。願わくば来年の今日も穏やかに迎えたいものです。
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