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2019年4月30日 (火)

古絵葉書 明治女性二葉

 平成も今日でおしまい、ということで乗り遅れてなるものかとブログをなんとか更新してみます。ああ、なんか情けない。

 生まれは「昭和」で、さらに就職も「昭和」でしたので「平成」にはとりたてて感慨はないかというと、いやいや結婚したのは「平成」だなあと、嫁さんの顔をチラ見したりします。
 もっとも「おとらのしっぽ」を始めたのは「平成」13年9月8日でした。旧館として残していますが、祖母の遺品(正確には祖父の遺品)をもとにこの趣味に目覚めたわけですから「平成」に思い入れがないわけではない、と流行りに無理やり乗っかかってみます。
 
 
 さて、本題になります。
 
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 明治後期の絵葉書です。
 
 度々申し上げておりますが、当時は外国人向けの日本風俗絵葉書が多く作られていました。仕事や観光で日本に来た外国人たちはお土産にこれらのものを購入し、あるものは郵便物として発送し、またあるものは手持ちで自国へと持ち帰っていました。それらの絵葉書の絵柄は、一見、何の変哲もない風景ですが、お土産としてふさわしく当時の所作や服装などがしっかりと描写されており、明治時代の日本がよくあらわされていることが多いです。そのような視覚情報があれば夏目漱石などの文豪の作品を読むときにイメージも湧きやすくなるのではないでしょうか。
 
 さて、今回の二葉については同じシリーズのようです。手彩色の色付けは違っていますが着物の柄は同じです。同じ場所の庭先で撮影したのでしょう。
 切手が貼っていない方の絵柄はお辞儀をしている二人の女性... だと思うのですが、なんか右の女性がお辞儀に見えない。落とし物を探しているようにしか見えない... そうすると二人してなにか落ちているものを探している絵柄ではないかと、そんな風にも思えます。
 
 切手の貼っている方については、板塀に目が行きました。建築はまったくわからないのですが竹と組み合わせて板塀を作ったりしていたのですね。勉強になりました。
 
 この絵葉書の表面は通信文の線が入っていない造りになっています。これは明治40年に表面下部3分の1以内に通信文の記載が認められるようになった以前に作製されたもの、と考えることができますが、消印の日付は明治42年を表しています。いずれにしろ明治後期のもので間違いはなさそうです。
 なお、消印の日付については、和文であればYY(和暦).MM.DDの並びで、欧文であればDD.MM.YY(西暦)の並びになるようです。
 
 しかしこの日付表記についてはいま一つ根拠を持って言い切れないのでちゃんと調べてからドヤ顔したいと思います。
 
 
 平成最後の記事でした。

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